MARIA

■ なぜ マリア ?

  
聖書は確かに、祈りはイエスと主なる神にだけ捧げられると言っています。
正統なクリスチャンの祈りの原則は次の通りです。
  1. 神と人間との仲介者は、イエス・キリストだけである。
  2. イエス・キリストはどのように祈るべきかを教えた。
    そして、我々の祈りは、イエス・キリストを通して神に受け入れられるものとなり
    その救いの業を通して価値あるものとなる。
  3. 祈りは、イエス・キリストにおいて、イエス・キリストを通してでなければ意味をなさない。
カトリック教会で人びとがマリアに祈る時、その祈りは上に述べた原則に従ってなされます。
私たちがマリアに祈る時、それはイエス・キリストを軽視するのではなく、まさにそのイエス・キリストに向かうために母マリアに祈るのです。
マリアは祈る人のモデルとして、我々がどのように祈ればよいかを示し、また、祈りのうちにどのように神の望みを見分けたらよいかを助けてくれます。

マリアに祈る意味を知るために、また、私たちの祈りにおけるマリアの役割を理解するために、ヨハネ福音書2章1〜11節は豊かな示唆を与えてくれます。

3節: マリアは新婚のカップルのためにイエスに取りなしをしています。
4節: イエスはその取りなしを断っているのではなく、そのカップルを助けるかどうか、いつ、どのようにするか、は自分が決めることだとマリアに知らせておられるのです。マリアはそれを了解し受け入れています。
5節: マリアは自分の願いをイエスに強要しているのではなく、イエスが言われるとおりにするよう召使たちに頼んでいます。

以上のことから、マリアは私たちのためにどのように行動されるのか理解できます。
マリアは私たちの祈りをキリストのもとに運び、その限りないはからいに委ね、そして、私たちが耳をかたむけてキリストの望みを尋ね、それに従うよう励ましてくれるのです。
 <清水一男> 
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