私の召命物語 (1) 

 召命・・・ マリア様 ???

私は赤ちゃんや幼児が大好きで、いつも、叔父の子どもたちの子守りを引き受けていました。そんな折、弟が明星学園に入学したことによって新入生父兄対象の聖書研究が行われ、 私も参加しました。

勉強の都度、聖堂入口に聖母マリア様の美しい御絵がかかげられていて、通るたびに、マリア様に、「あなたは処女であると同時に母であるとは本当にうらやましい。私も結婚しないで、処女のままで子どもが欲しい」などと、つぶやいていました。

やがて受洗し、初聖体をいただいた時、無意識のうちに、一生懸命 イエス様に、「あなたに従いたい。あなたに従いたい」と祈っている 自分に気付きました。 それから、ひそかに修道女になりたいと思うようになりました。 また、マリア会の神父様方、ブラザー方の目の美しさにも気付き、 考えさせられました。

両親は結婚させることしか考えていませんでしたので修道女になりたいと言えないで おりました。朝ミサの後、マリア会のH神父様が、「山田さん、修道女になりたいのでしょう」 と言われ、「はい」と返事したものの、必要な資格も免許も持ちませんでしたので、 半ばあきらめていました。
そんなある日の午後、母が私の着物を縫っていましたところ、 突然、何かに押されたように私は母に、「お母さん、ごめんなさい。気ままばかり言って、 お父さんとお母さんの言うとおり結婚します。そのために、いろいろ身につけさせてくださったから」と言った途端、涙がぽろぽろとこぼれ落ちました。 それを見た母が、「そんなに修道女になりたいの?」と聞きましたので、 「はい、修道女になりたい」と答えました。
すると、母は、「私はあなたの幸せをいつまでも保証することができない。 あなたが自分の幸せは自分で見つけなければならない。 修道女になることが自分にとって幸せであると確信しているなら、 お父さんと相談して、あなたが修道女になれるよう協力しましょう」と言ってくれました。 それから、両親の協力が始まりました。
また、H神父様の励ましに、K婦人の熱心な祈りと多くの方々に支えられて、
マリアの家庭に迎え入れていただきました。

修道誓願50年を過ぎた今も、マリア様のように処女であり母でありたい私です!!!

一人の妹も受洗し、同じマリアの家庭に迎え入れられました。
神に感謝。

スール・マリー・フランソワ 山田美津子
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