10月はカトリックの伝統ではロザリオの月と呼ばれ大切にされてきました。最近サッカーがブームとして定着したためか、南米の選手やサポーターがロザリオを首から提げているのを見て、真似をする日本の若者を街角で見かける事もあります。
しかし、ロザリオはアクセサリーではなく、イエス・キリストの母、マリアのとりなしを祈り願うときに使う信心用具なのです。
ロザリオの祈りは、主の祈り、天使祝詞、栄唱という三つのカトリックの主要な祈りを繰り返し唱える事からなっています。なぜ繰り返すのでしょうか。それはイエス・キリスト、マリアのみ名を何度も呼ぶ事で、私たちが神に近づくためなのです。人と人の関係を思い起こしてください。相手の名を呼ぶ事は、関係を築くための愛情の現われではないでしょうか。あなたが赤ちゃんだったとき、お父さんお母さんは何度もあなたの名を呼んでくれたはずです。それは親の無償の愛情のしるしです。また、あなたは友達同士、あだ名で呼びかけていたでしょう。これも掛け値なしの友愛の証です。マリアもそのような熱い愛を持って自分の子イエスをお呼びになっておられたのです。それを思い起こし私たちも祈りを捧げましょう。
ロザリオの祈りはマリアに向かって唱えられますが、マリアと共にマリアによって、私たちは究極的にはイエスに向かうのです。イエスこそが全てのキリスト者の模範なのですから。ロザリオの祈りの中心にはイエスのみ名があるのです。
◆ 主の祈り
天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。 |
◆ 聖母マリアへの祈り
惠あふれる聖マリア、主はあなたと共におられます。主はあなたを選び、祝福し、あなたの子イエスも祝福されました。
神の母聖マリア、罪深いわたしたちのために、今も、死を迎える時も祈ってください。アーメン。
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◆ 栄 唱
栄光は父と子と聖霊に、
初めのように今もいつも世々に。アーメン。 |
◆ 使徒信条
天地の創造主、全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられて死に、葬られ、よみに下り、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父である神の右の座に着き、生者と死者を裁くために来られます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、体の復活、永遠の命を信じます。アーメン。 |
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